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 よだれでも垂らしかねない呑気な寝顔を見ていて、幻から覚めるようにそのうちいつか龍とも別れるんだと思い知った夜明け前のベットの中。

ウィーンに行く。それは自分の中で9割9分決定事項で、長くの夢で、捨てられない選択だ。
…追って来てほしいなんて、言えない。言う権利は自分には無い。龍には龍の道があって、それをあたしの中に取り込むなんて許されない。だけど簡単にここに残るとも言えない。チャンスがあるならば自分を試してみたい、登り詰めてみたいと思うのは表現者として当然の欲だから。
「りゅう…?」
あなたはどのくらい分かっているかしら。
考えたら分からなくなるから今は考えたくない。逃げかもしれない。でも、どっちを手放したらいいのか分からない。きっとどっちを手放したって次の日には後悔する気がする。

龍を信じてない訳じゃ、ない。気付いたらこんなにも依存している。だけどあたしたち2人の性分じゃ会えないままなんて、イライラが溜まるばっかりで破綻しそうに思えて仕方がない。イヤな、予測ばっかり出てくる。ヒドイ喧嘩や別れ方をするんなら早い内に、穏やかに、見切りをつけた方が身のためだなんて、もうあたしからなんて言えないのに、バカな自分。

目の前に放り出された腕に縋るように、指の長さを確かめて、手のひらを重ねて、今の瞬間だけはしがみついていたい。
薄く目を開けた顔が寝ぼけたままふにゃっと笑みを浮かべた。微笑んで返せば、抱きしめられて額に優しいキスがひとつ。
温かい。
締まりのない顔で再び寝息を立て始めたその金髪に、そっと触れた。

+++

清良みたいな子だいすきですっていうか追い討ちをかけるように水川孃ファンでハマらないはずがない峰清。

ドラマ続編正月放送だそうで わーい楽しみおめでとうございます!
でもみねきよもえは余り無さそうだな(´・ω・`)よーろっぱだから

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(すき)

(あなたがすきよ)

 …誰かが泣いている夢を見た。


 爽やかな目覚めとはいかなかった。身じろぎをしてまだ暖かな毛布をまさぐる。そろりと手を伸ばせば触れる場所に冷たい空気が摂氏三十六度強の熱を奪おうと停滞している。頭の隅の方が痺れていて、再び瞼を閉じた。

(だから、あなたを自分で否定してしまわないで)

 否定するもなんも、“ソコ”に俺は居るもんじゃないんさぁ

(ラビくんは、ラビくんでしょう?)

 ラビだった でも今は違う

(あなたは、あなたじゃない)

 そうさ、俺は俺で、でも今の俺とラビは=じゃない

(……)

 向こう側の闇が、なんだかひどく悲しそうな表情をした(、気がした)。


 知っているよ、知っている、本当はこれが誰の声が。過去の俺のために泣いているあなたが誰か。余りにも弱い肩を震わせる、君が。

「あんま思い出したく、なかった、さー…」

 寝起きの声は掠れて、機嫌は掻き乱されて、あぁ、歴史に感情が雑じり込む。だから思い出したくなかったんだ。大切すぎるのに、大切すぎたのに、大切で特別なものになってしまったのに、もう俺は彼女と同じ場所に属しては居ない。彼女の愛した“ラビ”はもう、存在しないのだから。

+++

一本縄にラビミラではないなぁ


ラビが最終的にどうなるのか気になって気になって仕方ない

「…柿枝くん、マフラー変えたね?」
「うん、屑桐がくれた。」
 グレーのマフラー。最初に見たときは(屑桐には悪いけど)地味で目を惹くようなもんじゃないと思ったけど、使ってみれば断然、大量生産のオレンジのマフラーより手作りで細かく編まれたこっちの方があったかい。
「ずるいなぁ」
「何よ、欲しいなら頼めばいいじゃん」
「そうじゃなくて」
 そうじゃなくてね、と牛尾は繰り返す。
「僕が前にあげたリングも、面白いからって薦めた本も突き返したじゃないか」
 言いながら頬をふくらませる様はガキくさいったらならない。事実、あたしらはガキなのだけれど、普段やたら悟ったようなことを言うヤツのその表情は貴重で、笑えた。
「僕は真剣に話してるんだよ!!」
「わ…笑えるんだからしょーがないだろ、あんたがそんな顔するからだ。まずさぁ、いきなり指輪なんかあげんのは好きなコにしなさいよ好きなコに!大体あんっな分厚い洋書中学生が読めるような代物じゃないの!」
「そんな意味であげたんじゃなくて…ただ、あれは、君が欲しそうに見てたから、本だって僕が読めたんだし」
「あっのっねぇ、牛尾御門くん?あんたのノーミソとそこらの一般中学生のアタマ一緒にしないでばかみたい。それに人が欲しくても手ー出せなかった物をあっさり取られて与えられたってムカつくのよ、このブルジョア!!!」
 一気に捲し立てると牛尾は目をぱちぱちさせてこっちを見ている。くそう、その睫毛の長さまでうらやましい。
「つまりは僕の態度が気に入らないってことかい?」
「どっちもだよ、とにかくあたしはそれよりこのマフラーがいいの」
「屑桐くんがくれたから?」
「バカじゃないの、実用的だから。」
 手作りだなんて言われて突き返せる訳もなかったけど、ホントに暖かいんだから。何しろこの色じゃ趣味じゃないしこれでもしスカスカの粗悪品ならタンスの奥行き決定だ。
「じゃあ、それよりも暖かいマフラーをあげたなら受け取ってくれる?」
「いらない」
「…やっぱり僕のプレゼントなんか要らないんだ」
「バーカ、一冬に3本もマフラーあってどうすんのよ」
「さっきからばかばか言い過ぎだよ」
「そんなくだらないことで拗ねるとか、ガキ。成績はクソ良いくせにばーか」
「また言った」
 笑い転げるあたしの隣で不本意を全面に押し出した顔の牛尾。この騒がしさで屑桐の家まで押し掛けたらさぞ迷惑そうな顔をしてくれるだろう。
「屑桐のことだからさ、あんたの分も作ってるよ。貰いなよ、あったかいからさ」
「…うん。」
 屑桐クンは夜なべして兄弟にセーターを編んでやり、ついでだ!なんて言ってあたし達のマフラーまで作りあげたせいで熱を出したらしい。丁度昨日休んでマフラーを受け取れなかった牛尾サンと並んで、明日辺りあたしの番かなーなんて考えながら、まだ笑っていた。

+++

断然牛柿屑は同中を主張派
牛尾くんと柿枝さんは風邪引いた屑桐くんちにプリントを届けに行きます なかよし。

 頭が痛い。吐き気がする。何か悪いもんでも食ったかな…なんて、本当は分かってる。でも気付きたくなかっただけ。気分の悪さはphysicalの不調じゃなくてmentalの不安から、だって。
 あんたの声を聞いた気がするのよ。
 …いつの間にあたしはこんなに脆弱になったのだろう。

 あたしと牛尾の結び付きなんてあいつの想いあってのもので、なんて、傲慢な言い様だけど。今やあの馬鹿げたような愛情表現でしか気持ちが確かめられない。デモンストレーションみたいなアタックがなきゃ実感できない。それをウソくさいと思ってしまえばあたしの中に残るものなんてなくてただ穴だけがぽっかりと口を広げ、暗闇は這い上がって、あんたは今日も眩しいくらい笑顔で。
 ちょっとイラついて別れようかなんて言えば目を見開いて反応したあの頃みたいに、もし、今、あんたが怒らないなら、むしろそれを待っているんじゃないかなんて思いだしたら、キリなんか、ない。「ああ、良いよ君が望むなら。それが君の為になるなら。」今あたしが一番恐れる言葉。
 あたしは平気なふりで笑えない、あんたは辛い風に笑える。決定的な差。疑惑の元。何より綺麗事を大切にしたがるあんたなのに下手にスキルがあるから信条だって裏切れる。清浄に凛とする蓮華も根は濁った泥の中、なんて、ね。あたしは笑えない。笑えない。
 下ろしてればさらさらの天然の金髪はブリーチしてぱさぱさオレンジの髪のあたしからしたら羨ましい以外のなんでもないけど、いっつも妙ちくりんにセットして。それ、しない方が好き。だって、カフェでこっそり誰かと会ってるそっくりな後ろ姿を見つけたって他人の空似だってごまかせる。納得できる。あんなツクリモノの金髪、どこにでも居るって言い聞かせて。

 ねぇ、お別れはいつがいいですか。今すぐでもいいですか。決めてたの、あんたに捨てられる位ならあたしから放り投げてやるんだって。だから最後ぐらいすがってみせてよ、せめても私に、逃亡の前の一閃の安堵と途方もない後悔くらい許して。

+++

真相は闇の中。
柿枝さんが疲れてるのかキャプが調子にのったのかは皆さんの見えた様に

ま、柿枝さんを彼女にしてる癖に浮気なんかしやがったら埼玉まで殴りに行きますけどね。牛を。私が。←


ほんとのところ、お互い言葉なんかなくても安心しきってるくらい平和で夫婦な牛柿がすきです。奥さんが強い様でこっそり主導権は旦那が握ってるくらいの牛柿が。

 薄茶の髪にそっと触れる。あ、枝毛がある、なんて。
 いとしのあなたは倒れるように急速に眠りの中へ、きっと夢すら見ていないに違いない。書類に埋まるようにして寝息を立てるその顔には色濃いくま。眉根にくっと皴を刻んで疲労困憊って字を具現化したかんじ。
 自分が弾き出す数字ひとつで消える命の数さえ左右される、そんなとてつもない重圧を肩に背負って、その重さに逆らって死に物狂いで仕事をしている、ひと。ねぇ、そのせいで身体なんて壊さないで。でもこの人はきっと私が泣いたってすがったって極限に自分を追い詰めてまで仕事をする。答えが遅れたせいで亡くなった命を幾つも知っている。自分のせいだと思っている。私もきっとそう、目の前で命を亡くす人を見続けて、続けて、いくつ、救えたろうと、あぁ。
 だから彼は、私にも戦場に行くななんて言わない。

 指先が揺れる。持ち上がったそれはぱたりと落ちて、眉間の皴が少し和らいだ様に見えた。それだけでも幸せ、ねえ、起きたらまた仕事の山だけど、今だけでも安らかに。
 しわしわの白衣でも、ぼさぼさの髪でも、ひえピタつけっぱなしでも、大好きな私の素敵なひと。いつもならなかなか許してもらえない口付けを少し痩けた頬に寄せて、コーヒーを持っていくついでにもっと仕事をするように兄さんにお説教してこようと思った。

+++

限りなくリバ←リナに近いようで実は理性を総動員して頑張ってるリーバーさんだといい。

何を隠そう、人生で一番最初に作ろうとした版権本がリバリナでした(どマイナー
でも間に合わなくて同時に作ってたミスフルオールカプみたいな本だけ出した。今見返すとひっでえのなwww文章成り立ってねえwwwww


関係ないけど 今 猛烈に脇腹が痛いで す

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